【広島県】食いすぎて後悔したけど 許せる店5選

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広島県 グルメ & ランチ 完全版

【広島県】食いすぎて後悔したけど
許せる店5選

広島グルメ 実食レビュー / ランチ・ディナー対応 / お好み焼き・牡蠣・あなごめし・尾道ラーメン

広島県の飯は、
「有名だから来た」という動機を
全部ぶち砕いてくる。

広島グルメを「知っている」つもりだった。お好み焼き、牡蠣、あなごめし。名前だけなら誰でも知ってる。

実際に食ったら、わかった。「知っている」と「食った」の間には、埋められない溝がある。

この5店に並べたのは、広島県で俺が欲に負けた飯だけだ。広島ランチから夜飯まで、まじめに攻めたい人間はここから始めろ。

広島風お好み焼きの元祖とも言われる店が、ここだ。

薄い生地を鉄板に広げ、キャベツを山盛りにして、豚肉と焼きそばをのせ、卵で包む。工程を目の前で全部見せながら焼いてくる。その手際が、もうすでにうまそうだ。

一口食ったとき、キャベツの甘さが来る。ソースの濃さが追いかけてくる。外はカリッ、中はじんわりふわふわ。この2層の食感は、レシピじゃなく熟練の手が作るものだ。

牡蠣入りを頼んだ。広島産の大粒牡蠣がお好み焼きの中から出てくる。この組み合わせは反則だ。止まらなくなった。

広島グルメの入口として、この店を外す理由がない。行列ができても待つ価値がある。

住所
広島市中区八丁堀6-7(本店)
アクセス
広島電鉄 八丁堀駅より徒歩約3分
創業
昭和25年(1950年)
URL
www.okonomi.co.jp

02

廿日市市宮島口 / あなごめし

あなごめし うえの 宮島口本店

明治34年創業。120年以上、変えない味がある。

宮島に渡る前に、ここで止まれ。宮島口駅から歩いてすぐ、明治34年から続く穴子めしの老舗だ。

穴子の骨から取っただしで炊いた味飯に、特製タレで焼いた穴子の蒲焼きをぎっしり敷き詰める。経木の折箱に詰めた弁当は、冷めるほどに味がしみていく。不思議な食いものだ。

店内で食う熱々のあなごめしは格が違う。焼きたての穴子が香ばしくて、箸が止まらない。白焼きを追加したら、穴子の素の甘みがまっすぐ来て、日本酒が欲しくなった。

常に行列ができる。平日でも並ぶ。でも並ぶ価値がある飯というものが、世の中にはある。ここがそれだ。

広島ランチで一食だけ選べと言われたら、俺はここを選ぶ。

住所
広島県廿日市市宮島口1-5-11
アクセス
JR・広電 宮島口駅より徒歩約2分
創業
明治34年(1901年)
備考
食事席は予約不可。弁当は1か月前から要予約

03

廿日市市宮島 / 牡蠣料理

牡蠣屋(宮島 表参道商店街)

日本で最初に焼き牡蠣を出した店。1年中、生牡蠣が食える。

宮島の表参道商店街のど真ん中にある。全国で最初に焼き牡蠣を提供したとされる店だ。

使うのはブランド牡蠣「地御前かき」。注文を受けてから焼き上げる。だから香ばしくてジューシーなまま皿に来る。

一口食ったとき、海の味がどっと来た。貝殻の縁から汁がこぼれるほど身がぎっしり詰まってる。これを「焼き牡蠣」だと思って食うと、今まで食ってきたものが何だったのかと思う。

通年で生牡蠣も食える。広島の牡蠣は夏でも旨い。季節を選ばず訪れていい店だ。

宮島に来てここを素通りするのは、広島グルメに対する本気の侮辱だ。

住所
広島県廿日市市宮島町539
アクセス
宮島港より徒歩約6分(宮島口からフェリー約10分)
備考
混雑時はネット予約推奨。通年営業

04

尾道市 / 尾道ラーメン

尾道ラーメン 壱番館 尾道本店

鶏ガラと小魚の醤油スープ。背脂の量が、尾道の本気だ。

尾道市の土堂にある、尾道ラーメンをスタンダードに食える店だ。

スープは鶏ガラと瀬戸内の小魚をベースにした醤油味。澄んだ茶色のスープに、豚の背脂ミンチが浮かんでいる。見た目は重そうだが、飲んでみるとすっきりしてる。それなのに旨みが深い。矛盾してるけど、これが尾道ラーメンの核心だ。

麺は平打ちの中細ストレート。コシがあって、スープが絡む。角煮ラーメンを頼むと、ほろほろの豚の角煮が乗ってくる。スープに角煮の脂が溶け出して、丼の中身が変わっていく。食い終わる頃には違う顔になってた。

尾道の海岸沿いを歩いてから、ここで一杯食う。その流れが完成する。

広島グルメで麺を攻めるなら、尾道で本物の一杯を食っておけ。

住所
広島県尾道市土堂2-9-26
アクセス
JR尾道駅より徒歩約15分
営業
11:00〜19:00(売り切れ次第終了)定休日:金曜

05

広島市中区 / 牡蠣料理・川辺の船

かき船 かなわ

川に浮かぶ船の中で食う牡蠣。ここでしか食えない。

広島市の中心部、元安川に浮かぶ船がそのまま店になってる。外観を見た瞬間に飯屋だと気づかない人がいるが、それでいい。

広島のブランド牡蠣「かき小町」をはじめ、旬の牡蠣が生・焼き・揚げ・蒸しと全方位で来る。生牡蠣は海の香りがストレートで、口の中で溶ける。牡蠣小屋の豪快さとは別の、料理として完成した牡蠣の旨みがある。

1階「瀬戸」と2階「和久(わきゅう)」でフロアの雰囲気が変わる。かきづくしのランチコースは、牡蠣を何通りもの調理法で食わせてくれる。食い終わる頃には、牡蠣に対する解像度が上がってる。

川風が入ってくる船の中で、広島の牡蠣を食う。この体験は広島グルメの中でも異質だ。

広島ランチで「一生忘れない飯屋」を選べと言われたら、かなわを出す。

住所
広島市中区住吉町6-7(元安川上)
アクセス
広島電鉄 袋町駅より徒歩約5分
備考
ランチ・ディナー営業。予約推奨。公式サイト確認

広島県グルメ5選 早見表
# 店名 エリア ジャンル
01 お好み焼 みっちゃん総本店 広島市中区 広島風お好み焼き
02 あなごめし うえの 宮島口本店 廿日市市宮島口 あなごめし
03 牡蠣屋(宮島) 廿日市市宮島 焼き牡蠣・生牡蠣
04 尾道ラーメン 壱番館 尾道市 尾道ラーメン
05 かき船 かなわ 広島市中区 牡蠣料理・川上の船

── まとめ。行くべき順番を断言する。

広島グルメを初めて攻めるなら、まずみっちゃん総本店で広島風お好み焼きの基準を作れ。ここで「広島のお好み焼きとは何か」を体に叩き込んでから動け。

宮島に行くならあなごめし うえのは宮島口で必ず立ち寄れ。渡る前でも帰りでもいい。並んでも食え。明治から変わらない味というものが実在する。

宮島の中では牡蠣屋へ。地御前かきの焼き立てを、1個でいいから食ってみろ。焼き牡蠣の概念が変わる。

尾道を通るなら壱番館で一杯。海沿いの坂道を歩いた後の、あの澄んだ醤油スープの旨さは格別だ。

広島市内で夜飯を選ぶならかき船 かなわ一択。川の上に浮かぶ船で牡蠣を食うという体験は、広島グルメの中でも唯一無二だ。

広島県は、飯だけを目的に来ていい場所だ。観光地としての広島は有名だが、飯の密度も同じくらいやばい。後悔はしない。むしろ食いすぎる後悔だけがある。

 

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